入力と出力

    RCBasic ではテキストコントロールへ出力する二通り方法があります。まず、こちらは PRINT キーワードを使う方法です:

    Print "HELLO WORLD"
    Print 5

    上述の用例は HELLO WORLD をコンソールに表示後に、次行へ移動してから、 5 をコンソールに表示します。 PRINT は自動的に改行を追加するため、代わりに FPRINT 関数を使いたい時があります。自動的に次行へ移動しないこと除き、 FPRINT の動作は PRINT と同じです。

    FPrint("HELLO WORLD\n")

    上述の行ではコンソールへ HELLO WORLD の出力時にエスケープ文字 "\n" で次行へ移動します。エスケープ文字の動作に関する詳しい情報はエスケープ文字のセクションを参照してください。


    INPUT$ 関数でユーザの入力を得ます。 INPUT$ はユーザにプロンプトを表示してからコンソールからの入力を促します。

    USER_NAME$ = INPUT$("お名前は?")

    上述の用例ではユーザに名前を尋ねます。その後、ユーザが入力した内容を変数 USER_NAME$ へ代入します。