8.65. Make-4.4

Make パッケージは、対象となるパッケージのソースファイルを用いて、実行モジュールやそれ以外のファイルの生成、管理を行うプログラムを提供します。

概算ビルド時間: 0.5 SBU
必要ディスク容量: 13 MB

8.65.1. Make のインストール

まずはアップストリームが認識する問題を修正します。

sed -e '/ifdef SIGPIPE/,+2 d' \
    -e '/undef  FATAL_SIG/i FATAL_SIG (SIGPIPE);' \
    -i src/main.c

Make をコンパイルするための準備をします。

./configure --prefix=/usr

パッケージをコンパイルします。

make

コンパイル結果をテストするには以下を実行します。

make check

パッケージをインストールします。

make install

8.65.2. Make の構成

インストールプログラム: make

概略説明

make

パッケージの構成要素に対して、どれを(再)コンパイルするかを自動判別し、対応するコマンドを実行します。