ループ
RCBasic は FOR, WHILE, および DO のループに対応しています。
FOR ループは FOR ~ NEXT のブロックを終えるたびにカウンタをインクリメントしながらコードのブロックを繰り返します。カウンタが指定値になると FOR ループを終了します。
For I = 1 To 5
Print I
Next
上述のコードは 1 ~ 15 までの数値をコンソールへ出力します。オプションとして STEP キーワードを使うとカウンタの増分数を指定できます。以下を参照してください:
For I = 1 To 5 Step 2
Print I
Next
上述のコードは 1, 3, および 5 の数値をコンソールへ出力します。また、 FOR ループを通る度に STEP キーワードは I を 2 で増分をします。
WHILE ループは指定条件が true の間はコードのブロックを実行し続けます。
I = 0
While I < 5
Print I
I = I + 1
Wend
上述のコードは 0 ~ 4 までの数値を出力します。もし ( I < 5 ) が false ならばループを繰り返さないため数値 5 は出力しません。
一部例外を除き DO ループは WHILE ループと同じです。 WHILE ループはループ条件をループの始点で確認しますが、 DO ループはループ条件をループの終点で確認します。つまり、 WHILE ループは開始時に条件が false ならば実行しませんが、 DO ループは条件が true であるか否かの確認前に最低でも一回は実行することが保証されています。
唯一、 DO ループは三種類の違う形式があります。こちらは最も単純な DO ループの形式です。
Do
Print "HELLO WORLD"
Loop
上述のコードは HELLO WORLD を繰り返しコンソールへ無限出力します。
I = 0
Do
Print I
I = I + 1
Loop While I < 5
上述のコードは数値 0 ~ 4 をコンソールへ出力します。この形式の DO ループはループ条件が true である間はループを継続します。
I = 0
Do
Print I
I = I + 1
Loop Until I = 5
上述のコードは数値 0 ~ 4 をコンソールへ出力します。この形式の DO ループはループ条件が true になるまでループを継続します。